心と身体を繋ぐ

なぜヨガインストラクターに?

はじめまして。erinaです。

私は37歳で、結婚していて、5歳の娘のママです。

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大学を22歳で卒業してからは、建築施工図を描く仕事をしていて、産休で1年休んだ後は復帰してワーキングママをしていました!

建築の仕事は大好きでしたが、娘が生まれてからは状況が大きく変わったのを今でも覚えています。

居酒屋を経営している夫は多忙でほとんど家におらず、仕事、育児、家事をすべて一人でやっていました。(今もですが笑)

「ワンオペレーション」哀しきこの響き。深夜の吉野家かい!と友達は笑い飛ばしてくれましたが、内心笑えないしんどさがありました。

 

子供を持つママなら誰もがわかる大変さ。自分以外の誰かのお世話に翻弄される日々と

仕事ではキャリアを目指したい向上心。

今なら思うのにあの頃は何故か言えなかった。

「大変だから手伝ってほしい」その一言が。

 

平日は保育園送り迎えと通勤で満員電車、仕事では承認の迫る図面達と検討事項の山。

残業は出来ません。時間になるとまた通勤ラッシュに乗って娘を迎えに行く。

ここから第二ラウンドスタート。帰りかけにスーパーで食材調達。レジは激混み。

帰ったら部屋はぐちゃぐちゃ、構わずご飯の支度、お風呂、洗濯、寝かしつけ。ついでに寝落ち。

朝は5時起床、朝食の準備、自分の身支度、娘の保育園の準備…7時半に家を出る。

慌ただしく平日が終わると、今度は長い週末。

夫は土日が稼ぎ時なので帰らない事もしばしば。

そうすると48時間娘と二人きりなのです。

何か約束がある時はまだ楽しいですが、娘が風邪を引いた時なんかは

誰とも会えません。

そして小さい頃は本当によく風邪をもらってきました。仕事もそのたびお休みして病院に連れて行き走り回っていました。

自分の想像していた結婚生活、育児と全然違う現実に違和感だらけでした。

毎日が忙しいのに何故か周りとの差異ばかりが気になって、自分の感情には蓋をしていました。或るものではなく無い物ばかりに意識が向いていた。

そう思います。

 

自分の時間が欲しい…

いつも心のどこかでそう思いながら。

 

2年前のある日、お昼休みにコンビニに行った帰りに見かけたのです。

運命の出会い、「ランチヨガ」の看板。

ランチヨガ???

 

職場に戻りすぐに検索して、そのまま体験を申し込みました。

オフィス街にあったそのヨガスタジオではお昼休みを利用した40分のヨガクラスがあったのです。着替えなし、片付けもなし、行ってヨガして帰るだけ。

しかも毎日違う先生のランチヨガ。様々楽しめる。

たった40分とあなどるなかれ。終わった後のスッキリ感。むくみも取れてる。鏡を見るのも嬉しい。身体が軽くて気分も明るい。

午後も頑張ろう!と思える。

 

自分の時間が欲しかった私にはまさにご褒美。

毎日通い始めたのです。

身体がほぐれると不思議と自分の感情にも素直になれます。

いつも心地よくさせてくれる先生にも感謝するようになりました。

 

ちょうどその頃、世間では映画ボヘミアンラプソディーが大ヒット。

フレディの生き様が感動を呼びましたよね。もちろん私もその一人でした。

終盤、フレディがメンバーに自分の病気を告白する場面で稲妻が落ちました。

”I decided what I am." 自分が何者かは自分が決める。

ドカーン(雷落ちる音)

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…うまく言えないですが、

今ヨガを心の拠り所にして、心地よいと感じている自分を信じてみたくなったんですよね。もっとヨガを学んで、私も人に伝えられるようになりたい、と。

いつもだったら、10年以上続けた仕事を簡単に捨てられなかったし、ママだし、私には出来ないだろう…と何か理由をつけていました。

でもその時の自分は何かがクリアになっていたのだと思うのです。

よし、変えよう。とりあえず生活を。

 

そう思った時には13年続けた仕事を辞める決意がスッと着いていました。

今思うと呼ばれていたのかもしれません。

本当の自分に。 

 

このブログではヨガを通して感じたことやレッスン風景

プライベートの楽しい出来事など、あるがままに書いていきたいです。

次は学校で学んだ事を書きますね。

 

lin.ee

 

これからもどうぞよろしくお願いします♪

 

erina