心と身体を繋ぐ

インプットアウトプット

RYT200を取得しようとスクールを探し始め、いくつかピックアップしまし

た。

私が卒業したファーストシップに決めたのは一番最初に見学に行った事と、スタジ

オからの眺めが良かった、雰囲気が良かった、事で即決しました。

特に眺めがいいことはかなり高ポイントで、ヨガをしたら気持ち良さそうと、単純にそ

う思ったのです。

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新宿校Dスタジオから見える新宿御苑

でもその感覚って大切ですよね。これからもファーストインプレッションは大切にした

いです。

あとは私が学校に行けるのは平日の娘を保育園に預けている間だったので

その枠で授業が受けられる事もポイントでした。

 

最初は仕事を辞めてすぐに習得したい気持ちが強くなっていましたが、結局は家の近く

で新しい職場を見つけ、学校に通わせてもらいながら働く事にしました。

 

授業は大きく3段階に分かれていて、ベーシック、アドバンス、ティーチング

各ステージに上がるためのレポート提出や実践、そして解剖学、ヨガ哲学、アーユルヴ

ェーダ、ロルフィング、ヨガレッスン

これら最低200時間のヨガインストラクター養成コースを受けましたと無事認定されて

卒業になります。ここから全米ヨガアライアンスにRYT200を申請ができ、認定されま

す。まだその申請を終えていないのでこれからまたここに綴っていきますね。

コロナの影響もありましたが、猶予期間の1年半しっかり使って卒業しました!

中でも私がヨガをもっと好きになったきっかけは「ヨガ哲学」でした。

 

はっきり言ってただのリラックス、エクササイズ目的から入っていった私にはヨガ哲学

の存在を知り、打ちのめされたのでした。

ヨガには古くから伝わる叡智の教えがあり、元は瞑想をするための準備として備わった

作法、学問でした。ポーズをとるのもその一つです。 

ヨーガ チッタ ヴルッティ ニローダ ハ

ヨガとは心の働きを納めるものである

これはテストにも出てくる暗記必須のやつです。

学校ではヨガの起源語であるサンスクリット語もいくつか覚えます。

何者かわからない心のざわつき。誰だってありますよね。

自分を揺らがすもの。そんなざわつきに振り回されず、堂々と自分らしく居られたら

確かにそれは幸せだと思います。

人は皆、悩みを抱えた時、本当は答えを知っているのだそうです。

忘れているだけ、自分自身を思い出さないだけ。

でも答えは既に自分自身の中にある。

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授業で最初に書いた誓い

私はヨガインストラクターになりたかったのではなく自分が何者かを知りたかったので

すね。自分を好きになりたかったようです。(嫌いでした、本当に)

自分で自分の頑張りを認めてあげれず、誰かの評価がなければ自分でいられないと思っ

ていました。評価がもらえなければ、もっともっとハードルを上げて頑張るしかなく、

どんどん疲れていたのです。

いい顔をして、嫌なことも引き受けて、ありがとうって言われる事で自分を励ましなが

ら、でも反応がなければ虚しくなり誰からも愛されないような気がして孤独でした。 

ヨガをすること、ヨガを学ぶことが自分の本質を知ることだと知り驚き、でもそれが一

番今の自分に必要だったことを知らされ、ただの偶然とは思えない何かを感じました。

 

学校ではインプットする時間とアウトプットする時間に分かれていて中でもアウトプッ

トは本当に難しかったです。

言葉を発して相手に伝える。これほど自分に自信がなければ出来ない事はありません。

声のトーン、笑顔、正確さ。人の前で演技し、その場で評価を受けます。

なんとなくイメージ着くと思いますがヨガインストラクターは自分の体、言葉を使って

皆さんを安全にポーズ、深い呼吸へと導いていきます。

最後のティーチングでは何故自分に自信がないのか、わかりました。

自信がつくまでやれていない自分を本当は知っていたからです。

心の弱さ、後でいいやと思う。子供の事があるから。

言い訳にして納得いくまでやりきれない自分を愛せるはずがありません。

 

本当に自分を好きになりたいなら自分でOK出せるまで死ぬほど練習するしかありません

でした。日中は仕事で、帰ってからも子供のお世話があり、寝る時間を削って、朝早く

起きて、昼休みにも練習。

最終試験は絶対にやりきりたい気持ちがあったので狂ったようにやりました。

こんな風に、必死になってやる気持ち、大学受験以来でした。

本当は入学してから毎日大切に必死になれていたらもっと良かったと思います。

究極、毎日自分の人生を丁寧に大切に生きていけたら素晴らしいと思う。

でも、日常生活はやはり外の世界との関わりなので、自分自身に目をやるのは本当に難

しいです。あっという間に時間は過ぎ、歳をとる。

半ば強制的にでも、学校の最終試験という逃げては通れない環境があったからこそ

本当の自分と向き合う事ができ、今の環境に感謝できました。

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ティーチング同期のみんな


最後の講評でmakoto先生が下さった言葉

Re+member 再び思い起こす 自分自身を思い起こす

Just do it ただやるだけ やるべき事はわかっている

これを聞いた時、自分がヨガを通して体感した事は間違ってなかったんだ

これがヨガなんだ と思うことができ点と点が線で繋がった感覚がありました。

 

もちろん、ここからが本番、まだスタート地点に立ったばかりの私。

これからもインプットとアウトプットは続きます。

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